教育とキャリア

技術や英知は、慎重かつ着実に錬磨されなければなりません。 技術者は促成栽培できないし、ましてや大量生産は不可能です。

私たちは卓越した技術と真摯な研究姿勢をあわせもつ「技術者」集団をめざします。 優れた成果は、技術と人格の研鑽から生まれる———私たちはこう信じています。

研修制度
キャリアプラン

研修制度

システム分析や設計開発のセンス・ノウハウは、時間をかけてマンツーマン体制でじっくりと伝授され、錬磨されるものです。だから私たちは多くの新人を求めません。

ISPは新人研修に6ヶ月間という思い切った時間を費やしています。長いと思われるかもしれませんが、一人ひとりの知識やスキルにあわせて初期に徹底的に上質な教育を実施することが、結果的に優れた技術者を生み出す近道になります。また、早い段階で技術者として独り立ちできる力を身につけた方には、より高みを目指す機会を提供しています。

新人研修

教育担当による集合教育と、マンツーマン体制のOFF-JT研修・OJT研修

6ヶ月間でじっくりと高度なソフトウェア開発の技術を伝授します。
前半の集合研修は、エンジニアとしての課題解決力を大きなテーマとしています。単にキーワードやプログラミングの文法を学ぶだけではありません。基礎的な知識を学習したうえで、テーマごとの課題をチームで調べてまとめることに重点をおいて、技術調査や開発プロセスの基礎をしっかりと身につけていきます。時には数理的な手法も用いて、考え方や技術のバックボーンにまで踏み込む内容となっています。

後半のOFF-JT研修やOJT研修では、マンツーマンで実業務を模した開発を体験します。研修時点でのスキルや知識に応じて、一人ひとりに適切なテーマを決定します。まずは小さめの課題を設定し、その進み具合によって次の課題をステップ・バイ・ステップで設定していくこともあります。

研修の体験談はこちら

新人研修レポート:ISP流「理系脳の鍛え方」

社内研修

所員講師による若手向けソフトウェア講座、情報処理技術者試験の勉強会(合格奨励金制度あり)、マネージャ・リーダ向け研修など

一般研修

社外研修・セミナーなどの技術研修や教育支援、研修費用全額支給

社外研究

学会での研究活動、IPA未踏事業などへの参画支援、研究費用全額支給

個人の自己研鑽・スキルアップ支援制度

ビジネススキル、マネジメントスキル、専門スキル、社会人・職業人としての一般スキル等の研修の受講機会を通年で提供。研修費用は会社が負担

キャリアプラン

技術力をベースとしたキャリア設計

ISPでは、自らの志向性や経験などを通して自身を見つめ、進むべきキャリアを自分で設計していくこともできます。配属や担当するプロジェクトによってキャリアが制限されることはありません。
スペシャリスト系・ゼネラリスト系・研究職などキャリアパスは様々ですが、いずれのキャリアでも根底にあるものは知識や経験に裏付けられた、確かな「技術」です。
新人研修の後は、まずは各自のペースでじっくり開発プロセスや新技術を経験し、プロフェッショナルな技術者を目指していくことがキャリア形成の第一歩になります。早ければ、1年目や2年目から自律的に仕事を進め、自然とプロジェクトのコアメンバになっていく所員もいます。

資格制度

ISPの人事制度を支えるベースとして、資格・等級審査があります。 毎年の定期昇給や年2回の業務評価による昇給機会とは別に、自らの意志でキャリアを切り拓くことができる制度です。 審査を経るごとに、ランクと役割のステージ、給与が大きくアップしていきます。

審査は業務評価、論文、筆記試験の3つで構成されます。いわゆる学校での正解のあるテストとは異なり、いずれも普段の業務で培った技術や知識、役割のステージに見あった仕事の進め方を、自分の言葉で表現できれば問題ありません。

最初の審査は入社後3~5年くらいでの受審が平均的で、このステージではチームの中で中心的な存在となり、技術的にリードしていけるかがポイントとなります。

ISPは自律や自己裁量といった、各自の主体性を重視する会社ですから、マネージャとも相談しながら、自分の能力や役割をISPの中でどう発揮していくか、自分でステップアップすべきタイミングを判断し、受審してください。審査での評価は個別にフィードバックされます。個々の能力や成果、技術的成長が充分に反映される評価制度となっています。

 
 
 
トップへ戻る