ISPの事業

絞り込んで、深く、より専門的に———
私たちの仕事は、研究開発です。


私たちは技術系分野専業。
人工知能(AI)、医療情報、画像処理、宇宙・制御、通信・ネットワーク系にフィールドを絞り込んで、ソフトウェアおよびシステムの設計開発と研究開発を主業務としています。

クライアントの多くは、研究所など新技術、新商品の開発部門。将来をにらんだ研究開発の中核に深く関わり、常に先進的な開発テーマに応えています。
豊富な技術蓄積を武器に、自社プロダクツも多数。

次世代のスタンダードを創りだす。それが私たちのミッションです。

人工知能,医療情報,画像処理,宇宙・制御,通信・ネットワーク

5つの事業フィールドで未来を創り出します

ソフトウェア開発/システム開発/システムインテグレーション/コンサルテーション/技術開発/製品開発

事業内容

事業基盤は「技術」

エンジニアの存在意義は、技術で真の価値を創出すること。真の価値は、英知と高度技術で磨かれた高品質製品の提供によってのみ生みだしうるもの。

もし、本当の技術の裏づけが足りなければ、製品やサービスは努力と誠意にのみ頼ることになります。本物の技術的成果を提供していないとすると、それは見せかけであり社会を進化させるものにはなり得ないと考えます。

挑戦的なテーマにとことんこだわり、技術者として担うにたる仕事したい。 ISPは高度技術で付加価値の高いソフトウェアシステムの研究開発に取り組んでいます。

世界が注目する進化の現場に立つ

人工知能(AI)は、近年で最も進化と成長の著しい分野の一つです。技術の進化のみならず、あらゆる分野において応用が進んでいます。
ISPはAIが広く認知される前からディープラーニングなど新しい手法に着目し、パイオニアとしていち早く自社研究に着手しました。現在も論文等の調査研究を続けながら、ビジネスへの応用や大学等との共同研究を通して、啓蒙活動を行っています。
私たちは単にAIの技術を適用するだけでなく、数学的な理論やアルゴリズムの根底から調査と理解を進め、自分たちで自在に使いこなせる技術として確立しています。科学技術系の研究開発を長く得意としてきたISPの技術力ならではです。

ISPのAI技術の応用先は、当社の既存事業である画像や医療分野にとどまらず、ロボティクスの制御・分析、公共施設・土木等のインフラ監視、農業支援、創薬や化学等のインフォマティクス、人の行動を分析するピープルアナリティクスなど、未知の領域を含むフィールドに広がっています。人間と機械が調和するまだ誰も見たことがない未来を、日々語り合い、アイディアを出しながら自分たちで実現していく、夢のある分野です。

不可能を可能へ。医療を地域に行き届かせる

医療の現場で使われる検査システムから、診療支援システム、病院間をネットワークでつなぐ地域医療連携システムなど、様々な側面から医療や人々の健康を支えるシステムの開発を行っています。
医療情報システムは、診療機関や医師など医療関係者との綿密なコミュニケーションが欠かせない分野です。加えて、Webアプリケーションやデータベース、ネットワーク、情報セキュリティなど、ISPが培ってきたノウハウを融合させ、テクノロジーによる医療支援を実現しました。これらをさらに発展させ、医療情報の分野に閉じない新たなアプリケーションやクラウド等の新規事業の開拓も進めています。

人の生活がある限り、医療情報システムも進化を続けます。すべての人が、より便利に先進的な医療を受けられる社会を目指し、ISPも技術や開発を通して社会貢献を続けていきます。

メディア時代の革新に寄与する最新技術の創造

画像処理に関する自社研究と技術蓄積をもとに、画像・映像の可能性を広げる分野です。放送局における放送機器や編集装置、プロの写真家や出版業界における画像処理、アミューズメント施設や撮影システム、スマホでの写真エフェクトアプリなど、プロユースから個人が楽しめるエンターテイメントジャンルまで、確固たる技術をビジネスに展開しています。高品位に画像合成を行う、クロマキー技術を使ったROBUSKEYシリーズの自社製品ソフトウェアも、その成果です。クロマキー合成を行うアルゴリズムは、特許も取得しています。

動画などのメディアをインターネット上で簡単に共有し、映像の高精細化も進む世界で、いかに高品質な画質を保ちながら高速に処理するか、技術の見せどころでもあります。画像認識においては、AIによる機械学習の技術も不可欠です。画像処理といえば美しく画像を見せる直観的なものを想像しがちですが、実は数理的な発想とアプローチによる計算技術を駆使しているのです。
今や画像や映像の技術は、放送やエンターテイメント業界だけでなく、監視・制御や異常検知などの社会インフラとしても広がりを見せています。遊び心と深い技術が共存する、創造あふれる分野です。

サイエンスマインドで未知の世界を探求する

科学技術系の知識や計算を用い、科学や数学の素養と英知が光る技術分野でシステムを開発しています。
宇宙分野では衛星による画像やレーダーの地球観測データを解析するアルゴリズムや、それを視覚化するソフトウェアの開発、シミュレーションによる評価等を行っています。地表の様々な特徴を分類・視覚化することにより、測量等に役立てたり、防災や災害の把握、資源分布に関する解析を行うなど、応用も期待される技術です。
制御分野では、太陽電池を評価するシステムや半導体回路を検査する装置など、精密な計測装置に求められる複雑な実装をソフトウェアで実現しています。
他にも、工業施設など大規模なプラント設備における生産ラインの分散型制御システムや、気象観測システム、衛星システムの熱解析支援、風洞実験における圧力等のデータ計測システムなど、手掛けてきた開発は数え切れないほど。

自然科学系の分野は、理系出身者が占めるISPがまさに得意とする領域。科学に対するロマンとサイエンス・マインドが、ISPの技術を支える原動力になっていることは間違いありません。

あらゆる進化のバックボーンを支える基盤

ネットワークとデータ通信の環境は、今や仕事から生活に至るまで、なくてはならないインフラです。スマホやパソコンがインターネットにつながらず、SNSやメール、オンラインゲームにもアクセスもできない状態で生活することを、想像し得るでしょうか。家電を始め、街中にあふれる様々なIoT機器もネットワークに接続され、流れる情報が価値を生み出し、新たなビジネスを創出していく。ISPはそんな社会の進化を技術で加速しています。

モバイルや光通信装置の組込みソフトウェアから、ネットワークの制御アルゴリズム、ネットワーク上で動作するサーバやIoT機器、クラウドサービス、ネットワーク上のデータの大規模分散処理や解析に至るまで、私たちはすべての階層での開発を行い、横断的に技術を蓄積しています。
スマホに代表されるモバイル通信の開発では、無線データ通信の黎明期から、高速・大容量な通信環境の実現を目指し、実験的な試作段階から次世代の通信規格を実装してきました。「次世代」の技術が市場に普及してスタンダードとなり、また新たな「次世代」が生まれる。ISPはICTの進化を先取りしながら、専門技術と最適なネットワーク環境を提供し続けます。

 
 
 
トップへ戻る